【SBUX】2021年度第2Q決算発表 スターバックス(Starbucks)

決算まとめ

決算まとめ

 世界的有名コーヒーチェーンであるスターバックス(SBUX)が4/28に2021年第2Qの決算を発表しました。

 スターバックスはフラペチーノの生みの親であり、日本でも若者からの支持が強く、毎月出る限定のフラペチーノは毎回行列ができるほどの人気です。。

 4月の限定ティラミスフラペチーノも発売わずか1週間で売り切れ店舗が続出したほどです。

 それでは今回の決算を見ていきましょう。

●2021年Q2

× 売上高 66.7億$(予想68.2億$)

  営業利益率 14.8%

 EPS 0.62$(予想0.53$)

配当金:0.45$/四半期(現状維持)

●2021年通期ガイダンス

 売上高 285~293億$(予想286億$)

  営業利益率 15~16% 

 EPS 2.9~3.0$(予想2.85$)

 売上高は66.7億$、EPSは0.62$で売上高はコンセンサスの予想を下回るものの、EPSは上回る結果となりました。

 配当金は現状維持の0.45$/四半期と発表されました。

 2021年通期ガイダンスは売上高が予想286億$に対し285~295億$、EPSが予想2.85$に対し2.9~3.0$と予想を上回りました。

 この結果を受け、決算発表後の株価はアフターでー1.6%値下がりしています。これは今期の売上高が予想に届かず、通期ガイダンスも予想の範疇だったことによるものと考えられます。

 筆者の予想としては米国のワクチン接種により売上高が70億$手前まで戻ると予想していたので個人的には残念な決算となりました。

業績

 上のグラフが2019年からの四半期ごとの売上高と営業利益率になります。

 新型コロナの影響により2020年Q2,Q3の売上高が大きく落ち込んでおり、2020年Q3では赤字を計上しています。しかし、そこからの回復はすさまじく、2021年にはコロナ前の水準まで上昇しています。2021年Q2の売上高は前期と比べて-1.2%と減少しました。地域別で見るとアメリカは-0.8%、中国は-5.5%、その他海外では-3.2%と海外での売上高が減少していることがわかります。

 上の2つのグラフがグラフは「地域別店舗数の推移」と「中国の店舗数、店舗当たり売上高の推移」になります。

 店舗数全体としては毎年増加していることがわかります。しかし、アメリカ単体で見ると新型コロナウイルスの影響もあり、2021年では少しではあるが減少していっており、現在の店舗数を考えるとこれから大きく増加していくとはないと思います。

 そのため、スターバックスは事業拡大のため海外進出を積極的に進めています。特に海外展開で力を入れているのが中国です。IRに中国のみ個別で売上高や店舗数を乗せるなど力のかけ具合がうかがえます。

 中国での店舗数は毎四半期100~200店舗増加しており、どんどん勢力を伸ばしています。1店舗当たりの売上高を見ると、コロナピーク時を除くとほぼ横ばいで推移していることがわかります。アメリカの1店舗当たりの売上高は約25万$であるのに対し、中国は約19万$と少ない傾向にあります。これはコーヒーを飲む習慣などの差が影響するのではないかと筆者は考えています。スターバックスのコーヒーは決して安いわけではないため、中国経済の発展により所得が増加することで店舗当たりの売り上げも伸びるのではないかとみています。

 

今後の展望

 スターバックスは2021年の既存店売上高成長率を18~23%(アメリカ17~22%、海外25~30%)としています。

 また店舗数は2150店舗を新規出店予定としており、海外では1300店舗、特に中国では600店舗を新規出店する予定です。このことから、海外展開(特に中国)による売上高の成長がスターバックスの成長の源泉になることがわかります。

 中国内でどれだけシェアを伸ばしていけるかが課題となります。

まとめ

・2021年Q2の結果はイマイチ

・2021年通期の成長率は20%前後

・海外店舗の積極展開(2021年で+1300店舗)

・注力している中国での成長が鍵に

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